「世界最高齢のアプリ開発者」とも言われ、世界から注目を浴びる80代の一人である若宮正子さん。自ら開発したアプリが注目され、アップルのCEOであるティム・クック氏や台湾のIT大臣との面会もはたした彼女。
元々は銀行に定年まで勤めた方で特にパソコンやプログラミングに詳しかったわけではないそう。ITの世界に足を踏み入れることとなったきっかけは、退職後にオンラインで友達を作り、コミュニケーションを取るためにパソコンを購入したこと。マイクロソフトのエクセルで塗りつぶし機能を使用し、洋服やブックカバーをデザインする「エクセルアート」を考案し、マイクロソフトに評価されている。ここまでの彼女の経歴を見ただけで、アイディア力と行動力に驚きですが、その後なんと81歳でシニア世代向けのスマートフォンアプリのゲームを開発&リリース。まさに人生100年時代を体現するその生き方には脱帽である。
今日はアクティブでポジティブな人生を送る、若宮さんの素敵な言葉を集めてみました。
logmi Biz – “86歳の現役プログラマー・若宮正子氏が説く、我が子に教えるべき、人生100年時代を生き抜く「学び」の力”
これからの時代、毎日の業務はAIがするようになっていく。そこで私たち人間はより知的集約度の高い仕事を求められる。これからは常に新しい時代に向けて勉強していかなければいけないことを再認識させてくれる言葉。
NHK.jp – “アップルCEOに「どうしても会いたい」と言わせた87歳”
「80歳を過ぎてからプログラミングをやる勇気と決断はどこから?」と聞かれた時に答えた言葉。
NHK.jp – “アップルCEOに「どうしても会いたい」と言わせた87歳”
「私は失敗はものすごくたくさんしていますけど、失敗しない人生はつまらなくないですか? 大人になるためにいろんな経験をしてみるってことも多分必要なんだと思うんですよね。だから失恋とか落第とか自分の勤めた会社が傾くとかいろんなことがあるのは、実りの多い人生になるうえでの肥料なんだと思うんですよ。」シンプルに沁みます。
NHK.jp – “アップルCEOに「どうしても会いたい」と言わせた87歳”
高齢者にもテクノロジーも含めた現代社会の知識が必要で、絶えず学び再教育していかないと誰もが人生100年を生き抜くことは難しいと説いた若宮さん。
NHK.jp – “アップルCEOに「どうしても会いたい」と言わせた87歳”
バッターボックスに立たなければ三振だってできない、失敗を恐れないでとりあえずやってみることが大切と教えてくれる若宮さんの言葉。
人生100年あればいろんな人生を経験できる、ひとつやってダメだったらまた挑戦すればいい。ポジティブに何事も捉えられる若宮さんの言葉、見習いたいですね!